生理不順や生理(月経)以外に出血がみられる(不正出血)おもな病気には、次のようなものがあります。 症状がある方は、早目の受診をおすすめします。
卵子を育てて排卵する、女性ホルモンを分泌して女性の体を維持するという卵巣の2つの働きが十分でない状態です。不妊症の原因にもなります。月経周期に異常がみられる、もしくは月経がまったくありません(無月経)。不正出血がみられる場合もあります。
卵巣の中に複数の卵胞ができて、排卵が起こりにくくなる病気です。不妊症の原因にもなります。生理不順や無月経になる、月経の出血量が多くなる、出血が止まらなくなるなどの症状がみられます。
卵巣の中にできた良性ののう腫で、中に液状のものがたまっています。のう腫が小さいうちはほとんど症状がありませんが、大きくなると下腹部がふくらんできます。大きくなって、のう腫がねじれたり、破裂したりすると、腹部に激痛が走ります。生理痛や腹痛、生理不順などの症状が表れることもあります。
子宮の入口にあたる子宮頸部の細胞が、正常なものから少し変化した状態で、30~40代の方に多く発生します。その一部は、進行して子宮頸がん→(1)B【26】子宮頸がんになることが知られています。子宮頸部異形成の原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)は、おもに性行為によって感染します。あまり自覚症状はありませんが、特に性交後、不正出血がみられることがあります。
子宮の入口にあたる子宮頸部に発症するがんです。原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)は、おもに性行為によって感染します。30~40代の女性に最も多くみられますが、近年20~30代の方に急増しているがんです。特に性交後、不正出血がみられることがあります。おりものの量が増え、茶褐色、黒褐色のおりものがみられることがあります。下腹部や腰に痛みを感じることもあります。
子宮の奥の子宮内膜に発生するがんで、閉経期の50代以降の方に多く発症します。不正出血がみられ、進行すると出血量も多くなります。茶色いおりものがみられます。
卵子が排卵されない状態で、月経のような出血があります。月経の周期が短く、月に何度も来ることがあります。反対に、月経が数か月に1度など、月経の周期が長いこともあります。
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