横浜市中区の婦人科、育愛会レディースクリニック - 「婦人科疾患・症状」 子宮筋腫

婦人科疾患・症状:【25】子宮筋腫

子宮筋腫

子宮筋腫の原因

子宮筋腫は、子宮の壁をつくっている筋肉にできる良性の腫瘍(こぶ)です。成人女性の7~8割の人にあるといわれる一般的な病気です。筋腫は一つだけではなく、複数できることもありますが、特に症状が出ない人も多く、何らかの自覚症状がある人は、成人女性の2~5割と考えられています。
はっきりした原因は究明されていませんが、子宮の筋肉層にできた小さな腫瘍が、女性ホルモン(卵胞ホルモン=エストロゲン)の刺激を受け続けることで成長すると考えられます。筋腫が大きくなると、不妊症や流産の原因になることがあります。

子宮筋腫の症状

  • 月経の出血量が多くなることがあります(月経過多)。
  • 生理痛や月経困難症を引き起こすことがあります。
  • 貧血になることがあります。
  • 腰痛や頻尿、便秘になることがあります。

子宮筋腫の治療

〔治療法〕

筋腫が小さく、日常生活に支障がない場合は経過観察をします。症状により、鎮痛剤や鉄剤を処方し、女性ホルモンの分泌を抑えて月経を止める薬物療法などで治療を行います。薬の副作用で発汗やのぼせなどの症状が出る方には、漢方薬も処方します。
妊娠を望む方には、出産の妨げになるようであれば、筋腫の切除をおすすめします。

〔治療期間の目安〕

治療を始めて2週間~1か月で症状に改善がみられるのが一般的です。通院は2週間~1か月に1回程度になります。

子宮筋腫の治療に関する受診のお問い合わせは、こちらまでお電話ください。
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