婦人科疾患・症状:【21】月経前緊張症 <PMS>
月経前緊張症
月経前緊張症の原因
月経前緊張症(PMS)とは、月経の3~10日ほど前から月経が始まるころまでに表れる、心や体の不調です。症状は多岐にわたり、どの症状が出るかは個人差があります。心身の不調が日常生活に支障をきたすレベルと認められた場合、PMSと診断されます。
PMSは、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)などの分泌による周期的なホルモンバランスの変動に対応できないことが原因だという説が有力ですが、はっきりとした原因は解明されていません。
月経前緊張症の症状
- 下腹部の痛み、頭痛、腰痛などがあります。
- 乳房の痛みや張りを感じます。
- めまいや吐き気があります。
- 体がむくみがちになります。
- イライラしたり、憂鬱な気分になったりします。
- 無気力になったり、疲れやすさを感じたりします。
月経前緊張症の治療
〔治療法〕
症状により、鎮痛剤、低用量ピルによるホルモン療法、漢方薬などで治療を行います。
〔治療期間の目安〕
治療を始めて2週間~数か月で症状に改善がみられるのが一般的です。通院は2週間~1か月に1回程度になります。
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クリニック情報
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