生理痛や月経の出血量が多い(過多月経)といった症状が表れるおもな病気には、次のようなものがあります。 症状がある方は、早目の受診をおすすめします。
我慢できないほどの強い生理痛を感じる病気です。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因のものと、特定の病気が原因ではないものがあります。月経のときに、腰痛や頭痛を伴うことや、胸がむかむかすることもあります。
子宮の壁をつくっている筋肉にできる良性の腫瘍(こぶ)です。成人女性の7~8割の人にあるといわれる一般的な病気で、特に症状が出ない人も多く、自覚症状がある人は2~5割と考えられています。筋腫が大きくなると、不妊症や流産の原因になることがあります。生理痛・月経困難症を引き起こすことや、月経の出血量が多くなること(過多月経)があります。
子宮内膜が、本来あるべき子宮ではなく、卵巣や卵管、腸管などに侵入して発生するのが子宮内膜症です。卵巣のう腫の一種であるチョコレートのう腫は、卵巣にできた子宮内膜症が原因です。進行するにつれて、生理痛が強くなります。周囲の臓器や組織に癒着すると、月経時以外でも下腹部痛や性交痛を起こします。
月経の3~10日ほど前から月経が始まるころまでに表れる、心や体の不調です。症状は多岐にわたり、下腹部の痛み、頭痛、腰痛、乳房の痛みや張り、めまい、吐き気、むくみなどの体の不調と、イライラ、憂鬱な気分、無気力などの心の不調があります。どの症状が出るかは個人差があります。
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