腹痛を起こすおもな病気には、次のようなものがあります。 症状がある方は、早目の受診をおすすめします。
もっともよくみられる性感染症です。おもに性行為によって感染します。卵管炎や腹膜炎を起こすと、発熱や腹痛が起こります。放置しておくと、不妊症や流産、子宮外妊娠の原因にもなります。
大腸菌などの細菌が尿道をさかのぼって膀胱へ入り込み、炎症を起こす病気です。男性よりも女性のほうが圧倒的にかかりやすいという特徴があります。トイレが近くなり、排尿時の痛みや残尿感があります。下腹部に痛みを感じることもあります。
ほとんどが性行為によって感染する性感染症です。かゆみはあまり強くありません。放置しておくと、不妊症や流産、子宮外妊娠の原因となることもあります。
子宮の壁をつくっている筋肉にできる良性の腫瘍(こぶ)です。成人女性の7~8割の人にあるといわれる一般的な病気で、特に症状が出ない人も多く、自覚症状がある人は2~5割と考えられています。筋腫が大きくなると、不妊症や流産の原因になることがあります。腹痛や月経困難症を引き起こすことがあります。
子宮内膜が、本来あるべき子宮ではなく、卵巣や卵管、腸管などに侵入して発生するのが子宮内膜症です。進行するにつれて、生理痛が強くなります。周囲の臓器や組織に癒着すると、月経時以外でも下腹部痛や性交痛を起こします。
卵巣の中にできた良性ののう腫で、中に液状のものがたまっています。のう腫が小さいうちはほとんど症状がありませんが、大きくなると下腹部がふくらんできます。大きくなって、のう腫がねじれたり、破裂したりすると、腹部に激痛が走ります。
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