婦人科疾患・症状:【11】バルトリン腺炎・バルトリン腺のう胞・バルトリン腺膿瘍(のうよう)
バルトリン腺炎・バルトリン腺のう胞・バルトリン腺膿瘍(のうよう)
バルトリン腺炎・バルトリン腺のう胞・バルトリン腺膿瘍(のうよう)の原因
バルトリン腺は、膣の入口の左右両側、小陰唇の下のほうにあって、性的興奮時にセックスをスムーズに行うための粘液を分泌する器官です。このバルトリン腺の入口からブドウ球菌や大腸菌などの細菌が侵入し、感染することによって起こります。
バルトリン腺炎・バルトリン腺のう胞・バルトリン腺膿瘍の症状
- バルトリン腺炎は、バルトリン腺が細菌に感染し、炎症を起こした状態です。
- バルトリン腺のう胞は、バルトリン腺の入口がふさがり、分泌物が中にたまって腫れている状態ですが、あまり痛みはありません。ただし、だんだん大きくなり、クルミ大になることもあります。
- バルトリン腺膿瘍は、バルトリン腺炎が悪化して膿がたまった状態で、赤く腫れて熱を持ち、痛みを感じます。鶏卵大まで腫れ上がり、歩行困難になることもあります。
バルトリン腺炎・バルトリン腺のう胞・バルトリン腺膿瘍の治療
〔治療法〕
内服薬(抗生剤)などで治療を行いますが、症状により、たまった分泌物や膿を注射針で吸引したり、切開して排出させたりします。
〔治療期間の目安〕
治療を始めて1~2週間で症状に改善がみられ、完治するのが一般的です。通院は1~2週間に1回程度になります。
バルトリン腺炎・バルトリン腺のう胞・バルトリン腺膿瘍の治療に関する
受診のお問い合わせは、こちらまでお電話ください。
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