婦人科疾患・症状:【17】卵巣機能不全
卵巣機能不全
卵巣機能不全の原因
卵巣には、卵子を育てて排卵することと、女性ホルモンを分泌して女性の体を維持することの2つの働きがあります。これらの働きが十分でない状態を卵巣機能不全といいます。
卵巣の働きは、脳の視床下部によって支配され、下垂体から分泌されるホルモンの影響を受けます。そのため、脳の視床下部、下垂体、卵巣のどこかに障害が発生することにより、卵巣機能不全に陥ります。(不妊症の原因にもなります。)
卵巣機能不全になる原因は、障害が発生した部位によっても異なり、急激なダイエットや精神的なストレス、腫瘍や感染症などさまざまなものがあります。
卵巣機能不全の症状
- (思春期以前に起こった場合には、)性器の発育不良がみられます。
- 月経周期に異常がみられる、もしくは月経がまったくみられないこともあります(無月経)。
- (月経以外に)子宮からの出血がみられます(不正出血)。
卵巣機能不全の治療
〔治療法〕
原因により、ホルモン補充療法、漢方薬などで治療を行います。
〔治療期間の目安〕
治療を始めて1~2か月で症状に改善がみられ、数か月で完治するのが一般的です。通院は1か月に1回程度になります。
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クリニック情報
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