婦人科疾患・症状:【20】月経困難症
月経困難症
月経困難症の原因
我慢できないほどの強い生理痛を感じる病気を月経困難症といいます。月経困難症には、何らかの病気が原因になっている器質性月経困難症と、特に原因となる病気がない機能性月経困難症があります。
器質性月経困難症の原因となる病気には、子宮内膜症、子宮筋腫などがあります。
機能性月経困難症は、月経のときに子宮内膜でつくられるプロスタグランジンというホルモンが、過剰につくられることが原因だと考えられています。プロスタグランジンには内臓の筋肉を収縮させる働きがあるため、生理痛や頭痛、嘔吐などの症状を引き起こします。プロスタグランジンが過剰に生産される原因には、ストレスや生活習慣の影響が考えられます。
月経困難症の症状
- 月経のときに、下腹部に強い痛みがあります。
- 月経のときに、腰痛や頭痛がみられます。
- 月経のときに、胸がむかむかします。
月経困難症の治療
〔治療法〕
症状により、鎮痛薬や漢方薬、ホルモン治療薬(低用量ピル)などを処方します。
〔治療期間の目安〕
治療を始めて1~2か月で症状に改善がみられるのが一般的です。通院は2週間~1か月に1回程度になります。
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クリニック情報
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