婦人科疾患・症状:【6】淋菌感染症 <淋病、りん病>
淋菌感染症の原因
淋菌という細菌が病原体となって発症する性感染症です。ほとんどが性交渉によって感染しますが、手指や衣服などについた淋菌によって感染することもあります。
最初は、淋菌が子宮頸管などの粘膜にすみつき、炎症を起こします。さらに進むと、卵管炎や腹膜炎を起こすこともあります。(不妊症や流産、子宮外妊娠の原因ともなります。)
また、オーラルセックス(口内性交)などにより、咽頭(のど)の粘膜に感染することもあります(咽頭淋菌感染症)。
淋菌感染症の症状
- おりものの量が増えたり、出血がみられたり、性器にかゆみや痛みを感じることもありますが、自覚症状がない場合も少なくありません。
- 卵管炎や腹膜炎を起こすと、発熱や腹痛が起こります。
- 咽頭淋菌感染症の場合、症状がみられないことも多いようですが、重症化することもあります。
淋菌感染症の治療
〔治療法〕
症状により、点滴や内服薬などで治療を行います。
〔治療期間の目安〕
症状がなくなっても治っていない場合があるため、治療後に淋菌検出のための検査を行い、治癒を確認します。
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