婦人科疾患・症状:【2】細菌性膣症
細菌性膣症
細菌性膣症の原因
膣の中で、特定の病原菌ではなく、常在菌が増殖することで症状が表れます。
膣の中は、通常、乳酸菌によって強い酸性に保たれ、雑菌が繁殖しにくい環境になっています。ところが、疲労や抵抗力の低下、月経周期や妊娠によるホルモンバランスの変化などで乳酸菌が減り、自浄作用が低下すると、膣の中で雑菌が増殖してしまうのです。
また、頻繁に膣洗浄や性行為を行うことが、乳酸菌による自浄作用を弱める原因になっていることもあります。
細菌性膣症の症状
- おりものに生臭い魚のような悪臭があります。
- おりものが増え、色は灰白色をしています。
- かゆみがある場合もありますが、自覚症状がない場合もあります。
(妊婦の場合は、自覚症状がなくても、流産や早産の原因になることがありますので、治療が必要です。)
細菌性膣症の治療
〔治療法〕
症状により、膣座薬や内服薬などで治療を行います。
〔治療期間の目安〕
治療を始めて7~10日で症状に改善がみられるのが一般的です。通院は1~2週間に1回程度になります。
性器カンジダ症の検査について
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