婦人科疾患・症状:【3】膣トリコモナス症 <トリコモナス>
膣トリコモナス症 <トリコモナス>
膣トリコモナス症の原因
トリコモナスという原虫(単細胞の微生物)が病原体となって発症する性感染症です。トリコモナスが膣や膀胱などの粘膜にすみついて炎症を起こします。
膣トリコモナス症は、おもに性行為によって感染しますが、お風呂で感染することもあり、タオルやシーツなどからうつる可能性もあります。おおむね20~50%の人は感染しても症状が表れませんが、表れる人は、4~7日間の潜伏期間を経て、症状が出てきます。(放置していると、不妊症や早産の原因にもなりかねません。)
細菌性膣症の症状
- 黄色で泡立ったようなおりものがみられます。
- おりものに悪臭があります。
- 性器にかゆみや痛みを感じます。
- 排尿や性行為のとき、不快感や痛みを感じることがあります。
膣トリコモナス症の症状
〔治療法〕
症状により、内服薬、膣座薬などで治療を行います。
〔治療期間の目安〕
治療を始めて10日ほどで完治するのが一般的です。通院は2週間に1回程度になります。
完治していることを確認するため、治療後に顕微鏡検査を行います。
また、パートナーも同時期、同期間の治療が必要です。
膣トリコモナス症の検査について
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クリニック情報
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