婦人科疾患・症状:【16】萎縮性膣炎
萎縮性膣炎
萎縮性膣炎の原因
女性の膣内には乳酸菌が多くいて、酸を分泌して他の細菌の繁殖を抑えていますが、閉経後は、卵巣から分泌される女性ホルモン(卵胞ホルモン)が減るために、膣内にいる乳酸菌が著しく減少します。すると、膣内で大腸菌などの雑菌が繁殖し、膣壁が萎縮して炎症を起こします。
萎縮性膣炎
- 黄色いおりものや血の混じった茶色っぽいおりものがみられます。
- おりものに悪臭を伴うことがあります。
- 膣に違和感や痛み、灼熱感を感じることがあります。
- 性行為のとき、痛みやかゆみを伴ったり、出血したりすることがあります。
萎縮性膣炎の治療
〔治療法〕
症状により、ホルモン補充療法(膣錠、内服薬、貼付剤)などで治療を行います。
〔治療期間の目安〕
治療を始めて1~2週間で症状に改善がみられ、2~3週間ほどで完治するのが一般的です。通院は1~2週間に1回程度になります。
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クリニック情報
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- 〒231-0066
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- 045-231-1770
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